予防歯科

予防歯科🦷
(歯をまもるために!)
だ液検査で
、リスクコントロール!

予防歯科
唾液とは

自分のお口の健康を守るために、私たちは何をすればいいのでしょうか?「虫歯ができたら、歯医者さんに行って虫歯の治療をしてもらったらいいや」と思っていませんか?答えは”NO"です。

唾液には歯を守る大事な機能があります。「だ液」とは その成分は、実は99%は水!残りのわずか1%に、100種類以上の機能成分が含まれています。成人の場合、だ液は1日に1~1.5ℓ程度出ていると言われていますが、エイジング(50歳以上)、ストレスの増加、ホルモンバランスの低下、内科疾患、内服薬の影響などの原因で、分泌量が減少する傾向があります。このため、食べ物が飲み込みにくくなったりします。また、睡眠中は分泌量が減ってしまうため、細菌を洗い流す働きが低下してしまいます。朝起きたときに口の中がネバネバするのはこのためです。だ液の量を増やすこととだ液の質を高めることが歯を守るためにはとても大事なことになります。だ液の量や質は遺伝的の要因であることもありますが、後天的な要因(習慣)の継続により改善することも大きいですので、この機会にぜひ習得してください。

お口のなかを中性に戻す(緩衝作用)

だ液はお口の細菌が出す酸により酸性に傾いたお口のなかのpHを、もとの中性(PH7)に戻しますだらだら食べるなどの食事の間隔がとれていない場合、常にお口は酸性に傾いていますので、歯は脱灰(溶ける)されて、むし歯が進行していきます。食事の間隔をきちんととることは、お口の環境を酸性にする時間が少なくなりますので、カリエスリスクの改善につながります。

唾液の働き
緩衝作用
食習慣について

歯を補修する(再石灰化作用)

再石灰化作用

だ液中に溶け出した歯の成分(Ca,リン酸)は、時間をかけてだ液から歯に戻り、歯が補修されていきます(再石灰化)。失った歯のカルシウムはだ液を介してしか取り戻すことはできません。ですので、だ液がなければ、再石灰化の機能は働きません。

お口のなかの細菌(虫歯菌や歯周病菌)の活動を抑制します

細菌の活動を抑制

ガムをかむのも効果的です。ガムをかむことで、唾液量を増やしていきましょう。ガムはキシリトール配合、ポスカなどのカルシウムイオンが入っているものを選びましょう。

歯の再結晶化サイクル

ガムを噛むことにより、唾液が分泌されやすくなりますが、唾液には溶かされた歯の表面を再石灰化してくれるカルシウム、リンといったミネラルが含まれています。 また、唾液の分泌量が増えると、緩衝作用によって口の中の酸性度が下がり、虫歯になりにくい環境につながります。

虫歯が成立する条件とは?

ニューブランの輪

この4つの条件がそろってしまうとむし歯になってしまいます

宿主;歯の器質的丈夫さは遺伝します。
歯並びはきれいか?セルフケアは上手か?だ液の質と量はどうか?

むし歯菌の量;保有しているむし歯のミュータンス菌はどのくらいか?

糖質;甘いお菓子だけではなく、ごはんやパン、飲み物にも含まれています。
むし歯菌は糖分を分解して酸を作ります。その酸で歯が溶けてしまいます。

時間;食事の間隔が短ければ、お口の中は酸性の環境に傾いていきます。決められた時間にきちんと食事をとること。食事後の歯磨きは必要ですが、難しい場合は、うがい、ガムをかむ等で補っていきましょう。

フッ素を毎日のケアに取り入れることをお勧めします。

毎日の歯磨きの時におすすめの方法があります。
フッ素配合の歯磨剤を毎日使用し、きちんと歯を磨いた後で、

フッ素配合のジェルを歯に塗ります。

歯磨きの流れ

「どういう効能があるの?」

歯の表面を強化することができる。

低濃度のフッ素であっても、毎日フッ素を塗布することにより、強い歯にする事ができます。

初期虫歯の再石灰化を促す。

初期虫歯の再石灰化

唾液の中には、カルシウムやリンを含んでいて、一度溶けてしまった歯の内部に浸透し、歯を元に戻そうとする作用があります。(※これを再石灰化といいます)フッ素は、この再石灰化を助ける効能があります。

プラーク(歯垢)の付着の抑制

プラーク(歯垢)とはお口の中に悪さをする細菌の温床のようなものです。
フッ素は、プラーク内の細菌の代謝系酵素の働きを抑制することができます。

毎日セルフケア!

お疲れさまでした。
今日お話ししたことをぜひ毎日のセルフケアに取り込んでください
確実にお口の中の将来がいい方向に変わります☆☆☆

将来の歯のために

セルフケア定期的なクリニックでのプロフェッショナルケアを行うことで、 将来のご自分の歯を守っていきましょう! 将来の歯がいい方向に変わります ☆☆☆

菊池歯科矯正歯科医院🦷