上顎右側1番は歯根破折により保存不可能と診断し抜歯と考えた。 上顎前歯群は歯冠形態・歯肉縁形態が共にイレギュラーであった。患者様はインプラント治療を希望すると共に上記事項の改善を希望されたのでインプラントのポジションの工夫・歯周形成外科にて歯肉縁形態を整えたのちに、セラミッククラウン・ラミネートベニア修復にて歯冠形態を整えた。
患者は審美的修復を希望して受診。 臼歯が欠損状態のまま長期放置した為に噛み合わせのバランスが狂っていた。臼歯部にインプラント治療を行うと共に矯正治療にて噛み合わせの改善と前歯群を理想的なポジションに移動させた後に上顎前歯をセラミッククラウンによる審美修復治療を行った。
臨床的難易度が高いとされる上記前歯部インプラント並列埋入のケースである。患者は審美的修復を希望して受診。 臼歯部のすり減りによるの噛み合わせのバランス不正や下顎前歯の歯並びの不正が認められた。臼歯部の歯冠修復治療を行うと共に下顎前歯部に矯正治療を行い歯列不正の改善を行った後に、上顎両側中切歯にインプラントを理想的なポジションに埋入し、上顎前歯群をセラミッククラウンによる審美修復治療を行った。
本症例では、審美性と機能性の両立を目的に、左上側切歯(左上2番)にインプラント治療を行いました。 また、前歯部全体の調和を高めるために、顔貌や口唇とのバランスを考慮しながら、前歯部のセラミックラミネートベニア修復を実施しました。 天然歯の色調や形態と精密に調和するよう設計された補綴物により、自然で美しい笑顔を再現しています。 前歯部におけるわずかな不調和も、口元全体の印象に大きく影響します。本症例は、審美領域では精密な設計と治療計が極めて重要です。
本症例では、咬合が崩壊した状態の患者様に対し、全顎的な治療を実施しました。左上中切歯にはインプラントを埋入し、前歯部にはセラミッククラウンによる補綴処置を行っています。 治療にあたっては、見た目の美しさはもちろんのこと、顎関節の機能や顔貌との調和にも配慮し、適切な咬合の再構成を図りました。 審美性と機能性の両立を目指し、咬合崩壊症例に対する包括的な審美・機能回復を目指した治療の一例です。
上顎に残っていた歯は、重度の歯周病によりすべて保存不可能と診断されました。 「しっかり噛めて、見た目もきれいな歯にしたい」という患者様の希望に応え、上顎・下顎ともにインプラント治療を計画。複数本のインプラントを一括で埋入し、最終的にジルコニアで補綴を行うことで、機能性と審美性の両立を図りました。
上下前歯の切端咬合。右上2番目が引っ込んでおり、噛み合わせが反対。 やや下顎が全体的に前方に位置している。中央の歯は全体的に内側に倒れているため、歯軸を起こして噛み合わせを改善。
右上2番目が引っ込んでいる反対咬合。 右上3番目は八重歯、下の前歯が一本内側に完全に入っており、被せ物などが多い。 右上4番と右下4番を上下一本ずつ矯正前抜歯を行った。虫歯になりやすい成人女性だったため、虫歯の治療を行いながら、矯正治療を行なっていった。
下の前歯の軸が傾斜していたのでまっすぐに直立させました。全体のバランスをとり、患者様のご要望の前歯の隙間を閉じています。患者様が気づいていない噛み合わせの部分もきちんと歯を動かして、理想的な噛み合わせに近づけています。上真ん中の正中(正中離開)の改善し、真ん中の歯の左右のバランスをとって噛み合わせをよくしています。